Ouroboros Garden

最終夜 – 夢の終わりにアイを知るの巻(2009.11.16)

time 2016/08/24

最終夜 – 夢の終わりにアイを知るの巻(2009.11.16)
最終夜 – 夢の終わりにアイを知るの巻(2009.11.16)
何だか連日ロフトに通っているうち次第にこれが「日常」みたいな気が
してきて、この幸福な時間が永遠に続く様な錯覚に陥っていたのですが、
やはり現実は現実。始まりがある、ということは必然的に終わりも来る
わけで、1ヶ月の長きに渡り数多くの素晴らしい瞬間を与えてくれた
この「Drive to 2010」も、本日をもってついに閉幕でございます。

楽しい時間は過ぎるのが早いとはいえ、本当にアっという間だったなー。
この1ヶ月あまりに充実しいていたんで、しばらくの間は抜け殻状態に
なってしまいそう。丹下のオッサン、俺ぁ燃え尽きたぜ…真っ白にさ…

って今日のライブが残ってるんで、まだ燃え尽きるわけには参りません。
気を取り直してライブライブ!お家に着くまでがイベントですっ!!
というわけで「Drive to 2010」最終日・堂々のグランドフィナーレ!


<LIVE STAGE>
・AUTO-MOD
・LIZARD

<BAR STAGE>
・恒松正敏(アコースティックソロ)
・髑髏海月
・GOONIES(ゲスト:ブラボー小松)


ライブステージ前半は、暗黒ロックの帝王「オートモッド」が登場。



実際に見聴きするのは初めてだったんですが、噂はuesさんあたりから
かねがね聞いていたので「ようやくお目にかかれた」という感じですね。

何というかゴスゴス光線出まくりで、メイクとか衣装とか振り付けとか
ダンサーの乳首とか色々ひっくるめて非常に面白かったです。30年間
ずっとコレやってるのって凄いですよね。曲調はもっとダークなものを
想像していたんですが、意外とロックな感じでした。普段は違うのかな?

ジュネさんももう50代に突入したとのことでしたが相変わらずゴスで
ダークな外見で、かなり雰囲気出てましたね。年季が入ってちょっと
「ヘルレイザー」みたいな感じにはなってましたが、それまたご愛敬。
結構大きな娘さんがいるそうですが授業参観とか行くんでしょうか(笑)


そしてライブ後半は、完全復活を遂げた伝説のバンド「リザード」!



告白しますと「リザード」って全く聴いた事なかったわけです。無論
名前くらいは知ってるんだけどメンバーも曲も一切知らない。S-KEN
などもそうだったんだけど、自分の関心って「東京ロッカーズ」よりも
ちょっと下の世代から始まってるもので、それ以前の楽曲を遡って聴く
機会ってなかなか無かったんですよね。

で、実際に聞いてみたらこれがまた非常にカッコイイじゃありませんか!
自分は基本的に「ロックロック」したバンドサウンドって敬遠する傾向
があるんですが、これはかなり良かったですね。ガッと胸ぐら掴まれた。
過去の栄光にすがり「昔凄かった俺達」を見せつけるのではなく、今でも
普通に一見さんを引っ張り込むだけの魅力があるというのは凄い事ですよ。
このイベントのライブステージを締めくくるに相応しいバンドだったと
思います。「東京ロッカーズ」に対する認識を改めなければいかんなあ。


と、そんなこんなでLIVEステージでのイベントは全て終了。感無量。

1人感慨に浸っていたところ、まだフィナーレが残っているというので
BARステージの方に移動。


長きに渡るイベントのラストを飾るのは超絶おバカバンド「グーニーズ

パンフで見たときは「ラストがこんな得体の知れないバンドでいいの?」
と思ったものですが、色々調べたところどうもメンバーが元メスカリン・
ドライヴのうつみようこさんだったり東京ブラボーの坂本ミツワさん
だったり、ゲストでちゃっかりブラボー小松氏が入っていたりと、相当
濃厚な面々であることが発覚。さらに飛び入りで主催者の清水寛さん
(コンクリーツ)に恒松さんとジュネさん、客で来ていたケラと宙也が
入り交じり、何だかもうぐっちゃんぐっちゃんのとんでもない事態に。

 前略。故郷のお父様お母様、寒さも厳しくなって参りましたが
 お元気ですか。ところで僕は今物凄いモノを目撃しております。

いやその。グーニーズも凄かったんですけど、あの、何といいますか
ケラさんの…奥様とですね。こう、大体30センチくらいの至近距離で
すれ違ったりなんかしちゃったりしchaL@っPnojtq@39gkBDらt!!!

…勿論話しかけたりはしなかったけどさ。分別のあるオトナですから。
でも今日来て本当に良かったなー(最大のポイントがそこなのか・笑)


ということで「Drive to 2010」全日程これにて終了。そして伝説へ。
まずは主催者の方々、スタッフの皆様、本当にお疲れさまでした。

1ヶ月通いつめたロフトともしばしのお別れ。まだまだ夢見心地で
フワフワしていたかったけど、そろそろ日常に戻る時間みたいです。

約1月ほぼ毎日ライブに通うという社会人としてはあるまじき暴挙に
出たのは、その実10年前「Drive to 2000」に3日しか行けなかった
ルサンチマンが暴走した果ての仇討ち戦だったとも言えるわけですが
動機はどうあれ、この1ヶ月が自分の人生の中でも指折りに濃厚な
30日間だったのはまぎれも無い事実で、たぶん今後も事あるごとに
脳内で反芻しつつ日々を乗り切っていくのでしょう。そういう意味
では、モノや金銭とは交換できないお宝をゲットしたとも言えますね。

しかし好きだ好きだと思ってはいたものの自分がここまで80年代だの
ニューウェイヴだのが好きだったとは、我ながら驚きでした。何だか
このイベントに通う事で、自分の嗜好の根本的な要因がちょっとだけ
判った様な気が致します。通し券買って良かったと心底思う次第。

とりあえずDrive to 2020では「皆勤賞」を目指したいと思う所存。
まずは10年後に向けて身体を鍛えておかねばな。あとライブ貯金w


コメント

2009年11月15日 07:05
ニューウェーブ通学おつかれ!
それにしても、こういうイベント何年か毎に行われてるのは凄いね!
それだけ客も来るってことだもんね。80’sフリークはしつこいのか?
お客さんは若いこもいるの?ここから、また何か生まれると面白いけどね。
80’s完全学習型のバンド何かが今生まれたりすると驚くけどね。
「黒猫チェルシー」とかね。ありゃミュータントだもんね。

ジュネさん泣けてくるね…。「おりゃ、もう、ゴスなんてどうでも良いわ!!!」
とか、この30年思わなかったんでしょうか?きっと何かある気もするけど、
原点に帰っていくのかもね。


2009年11月16日 01:48
おつかれさまでした!

ライブレポ、更新されるごとに楽しく興味深く読ませてもらってました。
ナゴム時代に筋少のライブに足繁く通っていたりしたもので
押入れからでてきた宝島を再読しているかのような、
甘酸っぱい気持ちになりました(笑)

僕もお芝居を観にいった時、緒川たまきさんと至近距離ですれ違った
ことがあるのですが 美しすぎて頭がくらくらした覚えが。


maru 2009年11月19日 03:02
レスが遅くなってスミマセン。ここしばらく魂が抜けておりました(笑)

> 80’sフリークはしつこいのか?お客さんは若いこもいるの?

アーバンギャルドやマッハモータースなど結構若手のバンドが出てきており、
それに対応して「80年代を知らない」若いファンも生まれてきているといった
状況でした。実際若手のファンらしき中高生っぽい女の子とかもチラホラと
来ていたのですが、彼女らにとってみればニューウェイヴの歴史やら80年代
の時代性やらは本っ当にどうでもいいことなんだろうなあ、などと思ったり。
今後生まれてくる次世代のニューウェイブフリーク達は、自分がそうであった
ように「誤解」や「妄想」というフィルターを通して、どんどん最初の形から
かけ離れた見た事も無い「ニューウェイヴ」を作り上げていくのでしょうね。
オールドファン(笑)としては少し寂しい気もしますが「ニューウェイヴの
精神」としては、むしろそれが正しい在り方なのかもしれません。

もちろんベテランバンドの年季が入ったファンの方々も多かったわけですが
「ニューウェイヴ」というキーワードのみをメディウムとし、30年も時代が
かけ離れた新旧のバンドとそのファンが1つのハコでゴッタ煮状態になって
いる状況を作り出したという事実こそ、このイベントの最も特異な点だった
のではないでしょうか。古今変人大集合みたいなノリではありましたが(笑)

ジュネさんは面白かったですねー。音楽的にはさほど好みじゃないんです
が、30年間コレを継続してきたというのはやはりスゴいですよ。ひとたび
キャラが確立した人間というのはなかなか折れ曲がらないのでしょうね。
でも「おりゃ、もう、ゴスなんてどうでも良いわ!!!」って、長い人生、
1度や2度は言ってますよね絶対。「アコースティック演りたい」とか(笑)


maru 2009年11月19日 03:33
毎度毎度稚拙なレポートにお付き合い頂き、誠にありがとうございます。

ナゴム全盛期の筋少をリアルで体験されているんですね。羨ましい!
今回のイベントのように当時の雰囲気を追体験する機会はあるものの、
やはりライブというのは「その時期・その場所」でしか味わうことの
できない瞬間の体験だと思いますので、自分が後付けで好きになった
バンドのライブなどに当時実際に足を運ばれていた方に対してはつい
羨望の眼差しで見てしまいます。お金では絶対買えない財産ですよね。
しかしyozickさんも聴いてる音楽の幅が物凄い事になってますね

> 緒川たまきさんと至近距離ですれ違ったことがあるのですが

やっぱりしちゃいますよね、頭くらくらドキがムネムネ。ちなみに今回
至近距離で見ても魅力が微塵も衰えなかったです。魔性ですなあれは。

あのブドウはすっぱいに違いない
あのブドウはすっぱいに違いない
あのブドウはすっぱいに違いない 
(自己完結終了)

ともあれ今度機会がありましたら、是非ライブなどご一緒したいものですね。

down

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Daisuke Nakamaru

Daisuke Nakamaru

映画と書物とマンガと音楽を盲愛する何だか物凄くダメな感じの40代。特技は現実逃避、趣味は被害妄想。将来の夢は町の小さなお花屋さん。裏返ったペシミストなのでキレイゴトが好きです。 [詳細]

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