Ouroboros Garden

第二十六夜 – 電子の海で溺死するの巻(2009.11.10)

time 2016/08/24

第二十六夜 – 電子の海で溺死するの巻(2009.11.10)
第二十六夜 – 電子の海で溺死するの巻(2009.11.10)
第二十六夜は友人・ヒゲ夫妻と連れ立って参戦。この日のテーマは「テクノ
・フロンティア」とのことで、出演者は全員ピコピコ全開ぶっちぎりな感じ。
こんな日に付き合ってくれる友人がいるというのは本当に有り難いことです。

<LIVE STAGE>
・松前公高
・ぶどう÷グレープ
・CTO branch(岡田徹ユニット)
・デッドコピー
・大正九年
・千葉レーダ(茂木淳一)

<BAR STAGE>
・ダニエル
・MIR(ミール)
・装置メガネ
・カシミール・ナポレオン
・ジーニアス
・Pyokn

・DJ : ホンダトロン


というわけでライブステージのトップバッターは「松前公高」氏。


名前を聞いた事がある程度の知識だったんですが、元コンスタンスタワーズ
及びハイポジ、及びスペースポンチ、と聞いて「おおお!」となった次第。
不勉強だなあ自分。スペースポンチは10年前「Drive to 2000」にも出てた
んですが、その時は見逃しちゃったんですよね。今さら悔やむも後の祭り。

現在はシンセの先生もされているとのことで、この日はアナログシンセを
グリグリいじり倒しておりました。MS20カッコいーなー。欲しいなー。
てか「おしりかじり虫」ってこの方の曲だったんですね。


次はDrive to 2000にも出演していた「バケラッタ」の永井秀彦さんを中心
に名古屋で結成されたニューウェーブバンド「ぶどう÷グレープ」が登場。


イイ感じのカッティングギターに飛び道具的なシンセ、でんぐり返った曲調
に素っ頓狂なロリボイスのボーカルと、「にううぇいぶ」な要素がてんこ盛り
なんですが、如何せんボーカルの娘がアレです。反則です。こんな真っ当に
可愛い女の子を全面に出しちゃったら、ただでさえ内側に籠りがちなニュー
ウェイブマニア達が激しく動揺するに決まってるじゃないですか(断言)
…いやその、個人的には決して、ダメではないんですけども(ごにょごにょ)
さらにライブ終了後の物販コーナーでは直接「手渡し」でCDが買えるという
特典付き。こーの商売上手さんめ!まあ、何だか負けたみたいで悔しいので
買いませんでしたが。(あと一押しで落ちてた気がしないでもない)


その次は本日のお目当て、ムーンライダーズの岡田徹さんによるテクノ
ガジェット満載のライダーズ没曲回収ユニット(笑)「CTO branch」!


「ライダーズの新曲会議にテクノの曲を持っていくと慶一以外はスルー」
と言っていただけに、溜まりに溜まったフラストレーションを一気に爆発
させたかのような弾けっぷりで、周囲の空気が帯電する程にピッコピコ。
ヴォーカルは全てヴォコーダーで生声は一切ナシ。そうそう、これですよ。
こーいう開き直ってシュミの世界に突っ走る岡田さんが見たかったのよ。
完全テクノ化した「いとこ同士」をはじめ、「クラッシュ万事休す」や
「ドコモダケのうた」といったヒットチューン(笑)を演ってくれたのも
ファンとしては嬉しい限り。ライダーズのアルバムから漏れた幻の曲は
慶一さんヴォーカルで聴いてみたかったですね。BPM早過ぎてダメか。
ともあれ今回が初お目見えということで、今後の活動に期待が高まります。


その後の「デッドコピー」は、ちょっと疲れちゃったんでBARステージ
でユルリと過ごしていたため最初の方しか見れませんでした。パッと見
若手なのかと思ってたけど、後からパンフ見たらもう10年以上演ってる
んですね。しかもDrive to 2000にも出たという。ちゃんと見ておけば
良かったかもなあ。しかし今回は「Drive to 2000出演率」高いですね。


そんでもって「大正九年」


自宅で数十台のシンセや機材を駆使しつつ作詞作曲からアレンジ打ち込み
サンプリングまで何でもかんでも1人でこなす物凄い宅録人間(女子)が
いる、という噂はかねがね聴いていたものの、実際に聴くのは初めて。
ちょっ予想と違ってた部分もありましたが、タテノリで可愛くてちょいと
ヘンテコで、なかなか美味しゅうございました。歌ってる本人はやたらと
テンション高くて、まさかこの人が自宅で黙々と打ち込み作曲してるとは
思えない印象でしたが、そのギャップもまた面白いのではないかと。


そしてやってまいりました「千葉レーダ(茂木淳一)


本日の超ダークホース。ナレーターでもある茂木淳一が歌と司会と雰囲気
を担当するライブソリューション、なんですが、予期せぬ面白さに思わず
魂を抜かれた様な顔で見入ってしまいました。シルバーのジャケットに
ジャラジャラ装飾、オールバックにティアドロップのサングラスという
チンピラヤクザ風の出で立ちが胡散臭さ大爆発でどうにも素晴らしい。
ちなみにこの方も「Drive to 2000」に出演してたんですがBARステージ
側での出演だったんで見逃したんですよね。激しく後悔するも時既に遅し。
ライブってのは一期一会ですな。というか何だかんだ結構見逃しまくって
ますよ10年前の自分。若いんだからもうちょっとアグレッシヴに動こうよ。

サウンドは他人任せかと思っていたのだけど、後から調べたところ詞も曲
も全て自分で作っているらしいですね。多才な人ですこと。


というわけで第二十六夜も終了。というか実のところイベント自体が既に
終わっちゃってるわけですが、まだ書いてない日記が2日分もあるという
事実。何だか始業式終わっても絵日記書いてる子みたいになってますな。
3つ子の魂100まで。

コメント

2009年11月13日 12:31
松前氏の曲、トロイの木馬CDに入ってるよ
彼の著書『シンセサイザー入門』は
ワタクシのバイブルす。

maru 2009年11月14日 18:34
トロイの木馬持ってるやん自分!(てか貴女に貰ったのでしたね)
そういや「シンセサイザー入門」も以前立ち読みした気が。全然
気付かないとこで結構松前作品におしりかじられてたのですね。

down

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PROFILE

Daisuke Nakamaru

Daisuke Nakamaru

映画と書物とマンガと音楽を盲愛する何だか物凄くダメな感じの40代。特技は現実逃避、趣味は被害妄想。将来の夢は町の小さなお花屋さん。裏返ったペシミストなのでキレイゴトが好きです。 [詳細]

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