第十七夜02 – 漢の魅力で明日を創るの巻(2009.10.23)

Drive to 2010

第十七夜02 – 漢の魅力で明日を創るの巻(2009.10.23)
てなわけで前回のつづき。

サエキさんの感慨覚めやらぬまま、次の「ロマンポルシェ。」が登場。


ロマンポルシェ。って、すごい知ってる様な気でいて、その実ちゃんと

聴いた事がなかったわけですが、何かめちゃめちゃ面白かったですね。
とりあえずMCヤバ過ぎ。笑い殺されるかと思った。一気に場の空気を
塗り替える強引なテンションはさすがの一言。楽曲自体も決してオマケ
ではなく、これがしっかりカッコイイ。SIGUE SIGUE SPUTNIKとかを
彷彿とさせるイロモノ音満載で、かなりツボでした(なんか悔しいが)

自分的にはマイクスタンドを天井辺りまで伸ばしてみたもののそれから

どうしたものか考えあぐねて途方に暮れている掟ポルシェに激しく萌え。
いや、漢たるものかく在りたいものですね。タバスコ飲んだりな。押忍!

たまに全裸で白目向きながら客席に突撃してきたりするけれど、本当は
心根の優しいイイ人なんだと思います。たぶん。きっと。

■ 本日の胸キュン映像


イオンって!wwwwwwwww

そんでもって本日のトリ「明和電機」

ライブ形態で見るのは初めてなので非常に楽しみだったわけなんですが、
これがもう魅せる魅せる、エンタメとしてかなり秀逸なステージでした。
土佐社長トーク面白過ぎ。変な芸人より全然笑えるってのはどうなのよ?
個人的には「サバヲボイス」を生で聴けたのが何よりの収穫(笑)

楽器もパチモクやコイビート等おなじみのブツから、最新の「オタマ
トーン」までほぼ網羅しており、新旧ファンも大満足。新宿LOFTに
これだけの機材を持ち込んだのは後にも先にも明和電機だけとのことw
まあ、これは「演奏会」じゃなくて「開発楽器の展示会」ですからね。
しかし全製品に一貫している「おマヌケで愛らしい」絶妙なデザイン
は本当に見事です。てか「オタマトーン」めっちゃ可愛いんですけど!


ミュージシャンとして「演奏力」や「作曲力」に比重を置くのではなく、

バンド活動を外見やデザインを含めたトータルなアートワークとして捉え
始めに設定したコンセプトからブレない範囲で拡張・進化していくという
彼らのスタイルは、ある意味最も「根源的なニューウェイヴの精神」を
体現しているのではないかなー、とか思ってみたり。こういう発想って
美術畑のノンミュージシャンならではのモノかもしれませんね。純粋音楽
志向の人だと、中々こうはスッパリ思い切れないんじゃーなかろうか。

途中から経理のヲノさんに会長(前社長)土佐正道氏も加わり明和電機

勢揃い。土佐会長は非常に物静かで穏やかでニコヤカに気が狂ってて、
かなりイイ味出してました。社長からも「実の兄ながら本当にキチガイ
だと思います!」とか言われてましたし(笑)

という感じで17日目も無事終了。異様に密度の濃い内容だったけど
個人的にはこれまでの期間でこの日が一番楽しかったかもなあ。

ちょっと疲労が溜まってきましたが、まだまだ頑張りますですよ。

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