Ouroboros Garden

第十三夜 – プラネタリウムで嫉妬するの巻(2009.10.18)

time 2016/08/24

第十三夜 – プラネタリウムで嫉妬するの巻(2009.10.18)
第十三夜 – プラネタリウムで嫉妬するの巻(2009.10.18)
本日は「ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー」
ということで、ケラさんの関係者を集めたケラ祭りで御座います。

こりゃスキ者にはたまらんですよ!と、いうわけで会場はちょっと
ありえない程の超満員。唯一チケットが売り切れになっている日と
いうことで、ナゴム好きは勿論、演劇好きの人も来ているだろうし
おがたま目当ても多い事だろうと、ある程度覚悟はしてきたつもり
だったのだけどこりゃちょっとヤバいっす。BARステージへの移動
どころか身動きが全然とれない。てか入り口間際まで人がミチミチ
に詰まってる状況なんて原爆スター階段の時だって無かったよ?

ケラ曰く「具合が悪くなった人は決してここでは吐かずに、BAR
ステージで吐いて下さい!」とのこと。いい性格してるなあ(笑)

<LIVE STAGE>
楽団健康
KERA SOLO UNIT
ヴァージンVS
ケラ&シンセサイザーズ with 緒川たまき

<BAR STAGE>
バイナリキッド
征露丸X
マリリン&ジョン
アクマティックゴーゴークラブ
中山貴史 with LABSiCK Man-Machine ReMiX


まず1組目は「楽団健康」
元「劇団・健康」のメンバーによって結成された音楽ユニットで、
今回が初ライブとのこと。演劇的要素と歌を絡めた構成が、結構
面白かったです。峯村リエさんの「ウイスキーが、お好きでしょ」
にはかなり笑わせて頂きました。ラストは「新宿ロフトらしい曲」
という事で「ばちかぶり(田口トモロヲ)」の「産業」をカバー。
メンバー全員で「うんこ食べたら40万円!」の大合唱。素敵です。
つーかケラアワー、初っぱなからコレかい!(笑)


2番手は「KERA SOLO UNIT」



ケラのソロユニット、という事でロングバケーションの曲を中心に
演奏。ロンバケといえば中学時代に友人はな蔵さんがドハマりして
いた記憶がありますが、当時は「ふーん」みたいに流してて、結局
ちゃんと聴いたのって2000年代もだいぶ過ぎてからなんだよね。
後になって「中野テルヲが居たの!?」みたいな事言ったり(笑)
ちゃんと聴いとけば良かったなあ。お勧めスルーしてスミマセン。


そんでもって本日の個人的メインイベント「ヴァージンVS」



思えば初めて動いているヴァージンVSを見たのがDrive to 2000
だったなあ。10年に一度しか復活しないとはいえ,とっくの昔に
解散しちゃってるバンドを生で見る機会があるということ自体が
物凄いことなんだと改めて実感する次第。有り難いことです。

ライブは「エアプレイン」でスタート。あがたさんも還暦を迎え
外見もだいぶ老人化が進んだなー、とか思いきや、齢61にして
飛ぶわ跳ねるわ壇上からジャンプするわ「ヴァージンVSのA児」
としてのキャラを完全に再現するかのようなアクティブ具合。
あがた森魚といえば「暗いフォーク」で「赤色エレジー」な人
とか思い込んでる人間に見せつけてやりたいですね。歌声も
いつにも増して張りがあって艶っぽくて、相当良い感じでした。
映画も公開していよいよアブラが乗ってきた頃合いでしょうか。

曲目は「ロンリーローラー」に「星空サイクリング」に「百合
コレクション」と、まさにヴァージンVSヒット大棚ざらい一挙
大サービス的な趣きでしたが、解散したバンドに思い入れのある
人達に向けて「過去を再現する」のではなく、ちゃんと今の音で
その場の観客を瞬時につかんでしまうのはさすがの一言。今の音
での「サブマリン」、カッコ良すぎて鳥肌立っちゃったよ。

やはりヴァージンの肝と言えばライオン・メリィ氏のシンセ音
ですね。今回はちゃんとメイクもびしっと決めて「ヴァージン
VSのライオン・メリィ」していて、非常にカッコ良かったです。
しかしヴァージンVSのみならず、この時期の音楽を聴いてると
行く先行く先で、殆どこのライオン・メリィという人に出くわす
という事実に改めて驚かされますね。まさに「屋台骨」ですな。
メリィさんはこの後、明日のメトロファルス、11/5戸川純の
バックと、このイベントに出ずっぱりなので非常に楽しみです。

てか、今宵のヴァージンVSは歌も演奏もガチッと決まってたし、
コーラスもブランクを全然感じさせないし、これ、この場限りに
しとくのはもったいないなあ。継続してやってくれないかなー。


というわけでトリは「ケラ&ザ・シンセサイザーズ」




活動休止とかを挟んではいるものの何だかんだと長く続いてますね。
活動期間、有頂天より長くなったのかな?ホント多彩な人ですこと。
MCでいつまでたっても演劇人呼ばわりでミュージシャンとして認知
してもらえない、とかボやいてましたがこんだけ手広く音楽活動して
おいて、んなこたーないだろう。つーか才能まき散らし過ぎじゃい!

って、メンバーよく見たらシンセ福間さんじゃないですか。おおう!
YAPOOSのライブ以来だから、随分と久々に拝見した気がします。
マシントラブルで演奏が止まっている間、MCで繋いでいるケラの
横で淡々と復旧作業に打ち込む姿が職人っぽくてステキでした。

曲目はロフトという会場のせいか有頂天時代の曲が中心で老若男女
入り乱れての大盛り上がり。モッシュ/ダイヴこそ起こらなかった
ものの最前列付近はほぼ「原爆スター階段」的というか何というか
物凄い事になっておりまして、あまりの狂熱っぷりに最初は前方に
行くのを躊躇していたんですが、さすがに「アローンアゲイン」や
「君はGANなのだ」なんかを演られた日にゃー、そりゃもうアナタ
行くしかないでしょ!行かないでどうする!GO or Die!! という
わけで最前線に突撃。よく憶えていないんですが終止跳ねまくりで
8割方空中に居た様な気がします。若いなー自分。後で死にますが。

そしてライブ後半あたりで、ついに緒川たまき登場!ケラが完全に
のろけモードに突入してて、ちょい「イラっ」としちゃったり(笑)
「それじゃ、奥さんを紹介します(でへ)」だって。くそう。

緒川さんはもう、何というか、文章化できません。何もかもが完璧。
パーフェクト超人です。顔とかスタイルはもとより、リアクション
とかがもう可愛過ぎでもうアレだ。反則だ。反則生物ですよこれは。
この日は添乗員風の黒地に黄色のポイントが入ったワンピースに
小さな帽子という出で立ちで「東京タワーの歌」(寒空はだか)
他2曲をセリフ付きで歌われました。小演技がまたイイんですわ。
こんなん毎回やられたらケラのライブ通っちゃうじゃないか!!

「せっかくだし隣に行っちゃおうかな。夫婦だし」だって。くそう。


■ おまけ 本日の有機生命体



BARステージの方に、かつてイカ天バンド「有機生命体」において
ボーカルとして活動していたマリリンさんが出演するというので
メインステージの合間を縫って見て参りました。当時はロリボイス
から突然ダークな声へ転調したりとかオモチャの光線銃で自分の頭
をみゅんみゅん打ち抜きながら歌ってたりとか割とアグレッシヴな
印象だったのですが、今回は「打ち込み系ダークシャンソン」的な
音に変質しており激しさはないものの、何というか不健康さに磨き
がかかった感じで、個人的には結構面白く見れた様に思います。
ちなみに本日のマリリンさんは何だか焦点の定まらない虚ろな目で
ボソボソ喋るという、完全に「壊れた人」っぽい感じだったんです
けど、これってキャラですよね。キャラだと言って。怖いから。


という感じで、内容てんこ盛りの13日目も無事終了。お腹一杯。
明日はいよいよメトロファルスです。久々だー!じゅるり。

コメント

2009年10月19日 13:07
…。。 行きたかったような、行かなくてよかったような。。

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PROFILE

Daisuke Nakamaru

Daisuke Nakamaru

映画と書物とマンガと音楽を盲愛する何だか物凄くダメな感じの40代。特技は現実逃避、趣味は被害妄想。将来の夢は町の小さなお花屋さん。裏返ったペシミストなのでキレイゴトが好きです。 [詳細]

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